西之島に噴煙上がる?(3月3日・ひまわり8号) |
数日前にも同様の画像があったものの、周辺の雲画像と見分けがつけにくかったのですが、今日のそれよりはもう少し噴煙らしきものの長さはあったように思えました。
「ひまわり8号」の衛星画像では詳細は判りづらいのですが、これがもし噴煙ならば一時的な水蒸気爆発によるものかも知れませんし、本格的な再噴火活動の前兆なのかも知れません(期待を込めてですが・・・)。
上段の4コマの写真は今日3日の正午から1時間間隔での衛星画像による比較で、下段の写真は1月26日に毎日新聞社機が撮影した西之島の状況です。
この写真を見るかぎり、西之島の海岸周辺には火山活動による変色域がはっきりと見えているので、西之島は火口から噴煙を活発に上げるような火山活動こそありませんが、依然として地下では火山活動が続いていることが伺えるので、今回の噴煙らしきものが一時的に火口、又はその周辺から上がることは充分にあり得ると思われます。