2015年 03月 15日
西之島の溶岩トンネル |
現在、西之島は東方向への溶岩流によって面積の拡大が続いていますが、西之島の東方向の海面下の地形(斜面)は20度前後の傾斜があるため、流れ込む溶岩による陸地拡大のピッチは以前より遅くなっているとのことでした。
当初から西之島の拡大は溶岩トンネルの形態をとって続いているようで、そのため、溶岩流の表面が冷やされて硬くなってもその内部では高熱の粘度の低い溶岩が相変わらず流れつづけていることから、昼間は表面が黒ずんで見えていても、写真のように、暗くなるとその溶岩流の表面も高熱で赤熱化して見えている様子が見てとれます。
現在はその溶岩流の先端が海面下の斜面へ直接湧き出る状況になっているのですが、その溶岩トンネル(溶岩チューブ)は、最下段の図(朝日新聞デジタル版)のような形になっているようです。
by rondoharmonia
| 2015-03-15 00:00
| 西之島新島情報