火口は４カ所に！（6月13日・海上保安庁観測）

6月16日の海上保安庁発表によれば、6月13日の観測で西之島新島の火口は４カ所になっており、その内３カ所からは溶岩又は小さな火山弾の噴出や噴煙を盛んに上げていることが確認されました。
特に北側の火口からは約10秒毎に溶岩片を盛んに吹上げていたそうで、新島の東岸と西岸の２カ所では溶岩流が海に流れ込んみ、水蒸気を盛んに上げていることも視認され、新島の活発な火山活動が継続されていることが判りました。
ただ、この13日の観測時には上空に雲が多くあり、真上からの観測が出来なかったため、島全体の陸地拡大の状況を確認するまでには至らなかったということです。