2013年 07月 20日
日下部祐子(ソプラノ)リストを唱う |
日下部さんはいつも変わらぬ透明感のあるソプラノでリストを唱っておられましたが、正直言って彼方の声楽曲と言うのは、例え対訳歌詞があっても今一つ溶込めないところがあるのと、もともとコンサート向きのを意識した音響設計ではないこのホール特有の響き過ぎ現象なのかも知れませんが、客席のセンター軸から離れた後方席で聴いていると音が妙にこもり気味で言葉や音色の微妙なニュアンスが伝わりにくい印象がありました。
それにしても、日下部さんの唄声はどうしてあの華奢な身体で、と思うほど素晴らしいのですが、話し声となるとあんなにいつも小さいのか、ちょっと不思議です。
by rondoharmonia
| 2013-07-20 09:13
| 哲の雑記帖(トピックス)