2013年 01月 02日
60年ほど前の「米穀通帳」見つかる! |

太平洋戦争に突入後の1942年4月から実施された戦時の食糧管理制度の下で米穀類の配給を受けるために発行されていた通帳で、これによって日本国民全ての食糧が国の管理下に置かれ、私も戦争直後のまだ子供時代にタクワンの尻尾の配給までも米穀通帳を持って米屋さん?に貰いに行かされていたことを記憶しています。
この米穀通帳は1981年(昭和56年)に食糧管理法が改正されたのを機に廃止されましたが、今回出て来たものは昭和26〜29年春まで京都府東舞鶴市に住んでいた当時の「主要食糧購入通帳」で、裏表紙にある「お米不足は押麦で」という日本糧国穀株式会社の広告が印象に残りました。
あのかなり続いた食糧難当時は麦飯が当たり前で「白ご飯」は贅沢なものでしたし、その後の当時政権にあった池田首相の「貧乏人は麦を食え」という暴言も記憶に残るシロモノでした。
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by rondoharmonia
| 2013-01-02 00:00
| 哲の雑記帖(トピックス)
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