2012年 03月 23日
HAT DOWN 工法で解体中の旧ホテルプラザ。(3月20日) |
ビルの解体工事と言えば、解体するビルの各階の主要ポイントにダイナマイトを仕掛け、それを上階から順次爆破させてビルを一気に崩して行く爆破シーンはテレビ等でよく見ますが,先だってテレビのニュースでも見た竹中工務店開発のHAT DOWN解体工法は,音やホコリを外に出さないように、解体するビルの最頂部に解体施設を設置し、それによりビルを上部から下へ順次解体して行くと言う、環境に配慮した高層建築解体工法だそうです。
爆破処理によらないため、下段の概念図のように、上階から下の階へと解体されるにつれ解体施設(HAT)も階下へ降下移動して行くので、解体には時間がかかるものの高層部分の解体を安全に行って行くことが出来るのでしょう。
by rondoharmonia
| 2012-03-23 00:01
| 哲の雑記帖(トピックス)