2011年 03月 14日
衛星写真で見る被災状況(宮城県名取市閑上地域) |
閑上地区は宮城県南部の名取市の東、太平洋岸にあり、度々TVニュースでも画面に出て来た「仙台空港」のすぐ北東にあたるところですが、上の写真は2008年当時の閑上の様子で、真ん中の写真が大津波に襲われた翌日12日の状況です。
鉄筋コンクリートの建造物と思われるものを残して、一帯にあった住宅のことごとくが大津波によって流失してしまった状況がよくわかります。
メディアの報道では出て来ないこうした周辺地域の驚くべき被災状況は、これまでは遠く離れている者にとっては知る由もなかったのですが、例えそのごく一部だとしてもこうした手段で知ることが出来るのは「時代なんだなあ」とつくづく思います。
それにしても、ここにも大勢の人々の命と日々の生活があったのに、一瞬の間に全てがなくなってしまう恐ろしさと悲しみ、空しさに言葉がありません。
いずれ来るであろう東南海大地震に備える必要性を痛感していますが・・・。
by rondoharmonia
| 2011-03-14 07:01
| 哲の雑記帖(トピックス)