TVドラマ「鴨川食堂」 |
第1回放映は原作第1巻第6話の「にくじゃが」でしたが、原作なら1話を約30分余りで読み切れる内容を1時間ドラマに仕立てるための冗長で不必要な演出があったりした上に、ショーケン演じるところの「鴨川食堂の主」の京都弁の下手さ加減にがっくりしました。
また,京都駅からは目と鼻の先にある東本願寺前の正面通りを東に入ってすぐにあるという設定の鴨川食堂を訪ねて来た客の「京都駅からタクシーで来たんですが混んでいて30分もかかってしまいました」というクダリがあったのには「えっ、?」とびっくり。
また、そもそもこの「鴨川食堂」という原作は、その時々の<思い出の味探し>の内容こそ違え、毎回ほぼ同じ流れで組立てられているので、どこまで視聴者を飽きさせない展開が出来るかが課題となるものと思われました。