2010年 12月 02日
針穴カメラ用レリーズシャッター製作(5) |
このレリーズシャッターユニットのベーシックモデルの仕組みは至極単純なもので、小さな引きバネを利用した腕木方式なのですが、その機能を満足させるためのポイントは先ず、①レリーズする際にレリーズピンにかかる圧力が結構強いため、レリーズ先端部分をしっかり固定すること。
②レリーズピン先端のシャッターの役割を担う腕木に対する作用点が、その動作中にずれずに常にある一点を垂直に押し続けること。
③腕木先端部の円形遮光板が基板に出来るだけ接するように動作し、不必要に浮き上がらないこと。
④腕木部分の回転の動きがスムースであること。の4つのポイントがあります。
①については、レリーズ先端部をミニタイプの樹脂クランプで強く締め付けることで②については作用点の木部をスプーンカットすることで、③については、腕木の回転運動の回転軸となるネジを垂直に捩じ込むことで、④については、スペーサーの役割を果たすワッシャーを含め、腕木全体がフリーで動くギリギリまで、③のネジを捩じ込むことで解決します。
写真の上は今回の標準仕様で、下はそのバリエーションです。
②レリーズピン先端のシャッターの役割を担う腕木に対する作用点が、その動作中にずれずに常にある一点を垂直に押し続けること。
③腕木先端部の円形遮光板が基板に出来るだけ接するように動作し、不必要に浮き上がらないこと。
④腕木部分の回転の動きがスムースであること。の4つのポイントがあります。
①については、レリーズ先端部をミニタイプの樹脂クランプで強く締め付けることで②については作用点の木部をスプーンカットすることで、③については、腕木の回転運動の回転軸となるネジを垂直に捩じ込むことで、④については、スペーサーの役割を果たすワッシャーを含め、腕木全体がフリーで動くギリギリまで、③のネジを捩じ込むことで解決します。
写真の上は今回の標準仕様で、下はそのバリエーションです。
by rondoharmonia
| 2010-12-02 00:00
| 手作りピンホールカメラ等