2009年 03月 16日
旧海軍高知航空隊基地跡に残る爆撃機用掩体壕 |
高知の空の玄関口である南国市の「龍馬空港」は、太平洋戦争時は海軍高知航空隊の基地でした。その龍馬空港のすぐ西に広がる田園地帯は、かつては高知航空隊基地の広大な敷地の一部となっていて、基地に配備された戦闘機や爆撃機のための防空掩体壕が多数建造されていました。それら掩体壕のうちの7基が、現在は水田となっているその土地にほぼそのままの姿で残されています。写真の掩体壕は爆撃機用の大型掩体壕で最大幅44.3m、高さ8.4m、奥行き24.4m、コンクリート壁の厚さは40〜50㎝もあります。
by rondoharmonia
| 2009-03-16 05:46
| 戦争遺構を巡る